山中漆器の技芸と物語を巡る体験
ABOUT
CRAFTOUR
山中温泉に息づくモノづくり「山中漆器」の物語を五感で体感するプライベートツアー。
かつての文人墨客を魅了した産地の歴史と文化を、職人との対話を通じて追体験できる旅。
CRAFTOURは産業観光地ならではの感動と価値を四季を通して訪れた旅人たちに伝えます。
CRAFTOURは産業観光地ならではの感動と価値を四季を通して訪れた旅人たちに伝えます。
山中温泉
開湯1300年の歴史を持つ全国有数の温泉地。北陸が誇る加賀温泉郷の中でも山奥に位置し、渓流と奥にそびえる山々が繰り出す自然豊かな景色は、年間40万人以上の宿泊客に癒しと感動を与え続けます。
食・文化・歴史、どれもが互いを引き立てあう質の高いしつらえは、松尾芭蕉が愛した場所の追体験として、文化と歴史の重なりを楽しむことができます。
食・文化・歴史、どれもが互いを引き立てあう質の高いしつらえは、松尾芭蕉が愛した場所の追体験として、文化と歴史の重なりを楽しむことができます。
山中漆器について
安土桃山時代、越前の国(現在の福井県)から山伝いに山中温泉の上流の集落に 山林伐採許可状を持った木地師の集団が移住したことに始まります。
「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」に並ぶ「木地の山中」と称されるほど卓越した技を持つ木地師たちによって、轆轤挽きの産地は支えられています。
精度を追求した「縦木取り」、技術が魅せる「薄挽き」、円や渦が織りなす「加飾挽き」は 山中独自の技術表現の一つです。最近では現代のライフスタイルにあう素材(合成樹脂)で 作られるものもあり多くの職人が技術と歴史と伝統を守り続けています。
「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」に並ぶ「木地の山中」と称されるほど卓越した技を持つ木地師たちによって、轆轤挽きの産地は支えられています。
精度を追求した「縦木取り」、技術が魅せる「薄挽き」、円や渦が織りなす「加飾挽き」は 山中独自の技術表現の一つです。最近では現代のライフスタイルにあう素材(合成樹脂)で 作られるものもあり多くの職人が技術と歴史と伝統を守り続けています。
TOUR
ツアーの流れ
山中漆器が作られる工程=素材そのものが職人たちの手によって変化していくストーリーを目の前で堪能いただける体験型ツアー。分業ごとに職人の工房数カ所を案内人と巡るプログラムです。完成品だけでは伝えきれないモノづくりの情緒的な価値を、作り手の職人との対話を通じてお楽しみください。
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こちらの予約ページより希望のコース、
希望の日時を入力してください。
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こちらの予約ページより希望のコース、
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ご希望に合う職人をこちらで調整させていただき、
後日、予約の確定メールをお送りいたします。
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ご希望に合う職人をこちらで調整させていただき、
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記載された時間にお越しください。
当日の流れを説明した後出発いたします。
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記載された時間にお越しください。
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約二時間のコースをご案内させて頂きます。
現代に受け継がれる山中漆器の魅力を是非体感してください。
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約二時間のコースをご案内させて頂きます。
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※職人の都合により、ご希望のコース・日時にお応えできない場合がございます。
その場合は当方より連絡をいたしまして、再調整させていただきます。 -
※当日受付も可能ですが、職人の作業状況により、対応が困難な場合がございます。
可能な限り、事前に予約をお願いします。
ここでしかできない体験を一番贅沢に
堪能できるよう、
木製漆器の出来上がるまでの
「木地挽き」「漆塗り・蒔絵」
近代漆器
(プラスチック樹脂製品)の「成形・塗装」の
合計3コースをご用意いたしました。
木地師の技に触れられる
木地挽き
技法
木材を轆轤(ろくろ)または旋盤で回転させ、それに刃物を当てて器の形に削り出す技法。この工程を専門とする職人を木地師といい「山中木地挽物」の名前で石川県無形文化財にも登録されている。山中漆器の代表する技術であり、轆轤回転を利用しているため、椀・盆・丸膳などの円形の木の器が多い。
見どころ
- 熟練された職人が手掛ける「薄挽き」
- 円状や渦状の「加飾挽き」
- 木の成長に合わせた「縦木取り」
器を彩る奥深さを、より探求する
漆塗り・蒔絵
技法
英語で「japan」と呼ばれるほどの世界的にも知られた「漆」の塗装。塗と感想を何度も繰り返し時間をかけて仕上げる。英語で「japan」と呼ばれるほどの世界的にも知られた「漆」の塗装。塗と感想を何度も繰り返し時間をかけて仕上げる。天然の素材のため安全かつ殺菌性もあり、使うほどに味わいの変化を楽しめる。
蒔絵は表面に漆で模様を描き、乾かないうちに金・銀粉等を蒔きつけ(振りかけ)る技法。蒔絵が施された茶道具(特に棗)は、山中漆器の中でも特に定評がある。
見どころ
- 木目をあえて見せる「拭き漆」
- 繊細な技巧「蒔絵」
- 適度な湿度と温度を保つ「漆風呂」
現代の漆器の技術を知る
成形・塗装
技法
主原料にプラスチック(樹脂)を使用した製品を近代(合成)漆器と呼ぶ。木から削り出す木製漆器では実現できないような自由度の高い、かつ時代のニーズにフィットした形状や色彩が特徴。素地を形取る成形技術やスプレーでの吹き付けの塗装は一つ一つ丁寧に職人の手作業で行われており、かつての歴史と技術がアップデートされた形で受け継がれている。
見どころ
- 合理性と耐久性を備えた「デザイン」
- 人間の手作業で行う「吹き付け」
- ダイナミックな「生産現場」
山中漆器の魅力により深く迫る、
特別な技法を見て体験できる
スペシャルなコースもご用意しました。
伝承された貴重な技法を実際の体験で感じる
叢雲塗りコース
技法
塗った漆が硬化する前の漆器に和蝋燭の炎を近づけ煤を纏わらせて表面に模様をつける伝統技法。まるで黒い雲がゆらめく情景を思わせる見た目には、職人でも予測しにくい自然が織りなす美しさがある。古くから伝わる変わり塗りの一つである技法が、山中温泉に住む唯一人の職人によって今もなお受け継がれている。
※本ツアーは実際にお客様で製作された作品を後日お届けいたします。
見どころ
- 伝書等によって受け継がれた「伝統技法」
- 自然の炎が醸し出す「不規則な模様」
- 体験して感じる漆の「変わり塗り」
COLUMN
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ACCESS
- address
- 〒922-0114石川県加賀市山中温泉東町1丁目マ21
- info@craftour.jp
- tel
- 0761-75-7394